T.A.Fでは殺陣のレッスンに特別な木刀を使用しています。
同系列の殺陣教室でも使用している木刀で、わざわざ宮崎県の武道具屋さんに細かい寸法を指定して作ってもらっているモノです。
上が一般的な木刀で、下がオリジナルの木刀です↑↑↑
一見すると長さは大差ありませんが、刃の部分の厚みに大きな違いがあります↓↓↓
上に比べて下のオリジナル木刀のほうは刃がかなり薄めになっているので、そのぶん重さも大幅に軽減されてます。
私たちがここまで木刀の重さや厚み、束(つか)の長さまでにこだわる理由は――
武道家になるために振る木刀なのか。
殺陣のできる役者になるために振る木刀なのか。
――というコト。
じつは一般的に売られている木刀は意外と重い。。。
もちろん素振りしながら腕の筋肉を鍛えられるという利点はあるものの、コレだと振り慣れてきたころには「筋肉ムキムキのゴリラ俳優」が出来上がってしまう。。。
男性ならそれでもいいかもしれないが、これがもし女性だったら?
2年もストイックに振り続けようものなら、ノースリーブが似合わない
『ゴリマッチョ女優』が出来上がってしまいます。
Σ( ̄ロ ̄lll) 怖っっっ!
おまけに本番用の刀
(竹光とか木身とか呼ばれますが)は、見た目からは想像できないほど軽いという罠も・・・・・。
重い木刀だけで鍛錬している人がいざ本番用の軽い刀を使うと、「軽いモノを振り回している」のがはたから見ている人にバレてしまうのです。
もちろん殺陣はあくまで「お芝居」なのですが、やはり本物の刀を振っているように見えるに越したことはないワケで・・・・・。
そこで当養成所では、軽めの木刀を使って『重い刀を振っているように見せる振り方』を選択しました。
これならパワーに自信のない人でも抵抗なく始められるし、現場で本番用の軽い刀を持たされても本物に近い振り方ができるようになります。
さらに、当養成所では木刀に名前を入れてお渡ししてます。
ぜひ自分の名前が入った愛着ある木刀で、カッコよく刀を振れる俳優を目指してください♪
なんか・・・・・・安っぽい通販番組みたいな記事になってしまった気が(-。-;)