2015年7月27日月曜日

7月25日/演技レッスン

【授業内容】
 ライトジョグ,筋トレ,体幹トレーニング
 ストップ&スパーク
 外郎売り(ダッシュ,三角形)
 呼吸法,発声,滑舌
 課題:殺陣をしながらのセリフ

もうすぐ7月も終わりに近づき、そろそろ卒業公演の台本を考えはじめているワタシ。

普通に現代劇をやればよかった「研究公演」とは違い、「卒業公演」では生徒全員が殺陣をセンターで演じなければならない。
ただ芝居するだけでも大変なのに、それに加えて『殺陣を真ん中で』しかも『カッコよく』やらなければいけないのだ!

そこで、この日は私が即興でセリフや動きをつけながら、殺陣の入った短い芝居を作ってみた。


まずは角帯をしめて木刀を装着し、それから大まかな動きとセリフを作っていく。

ためしに「つば競り合い」をやってもらうと・・・・・・・・・・


うーーーーーん、ちょっと腰が引けてるかな?(^―^;)
ここで私がちょこっとアドバイス。


すると、こんな感じになりましたwww↓↓↓



うんうん、かなりサマになってきたよ~。
おまけにどちらもいい表情してますわ♪
いろいろ動きがついたせいでセリフにも感情がこもってて、このまま充分お芝居として観られるモノに仕上がってます!

みんなスゴい!!!
ついでに、教えてる先生(ワタシ)もスっゴい!!!( ̄ー+ ̄)ふっふーん

このまま行けば「卒業公演」は間違いなく面白くなるぞ!!!!!
この調子でがんばろーっ!

2015年7月20日月曜日

テキスト台本NO.1「サプライズプレゼント」

当養成所では、滑舌や発声を鍛えるための「五十音」や「外郎売り」など、生徒の成長レベルに合わせていろんな課題テキストを渡しています。
地道に基礎訓練をつづけようやく一定のレベルに達したと判断したら、次に渡されるのが「テキスト台本」。

うちでは私がクラス構成やその時のレベルに合わせてオリジナルの脚本を書くことにしています。

もちろん既成の脚本を使ってもいいのですが、クラスの人数や性別に合う作品となると探すのもなかなか難しい。。。
演技を勉強しはじめたばかりの人に、シャイクスピアやチェーホフをやらせるのもどうかと思いますし。

ま、一応これでも脚本家として2時間モノをいくつも書いてきたので、レッスンで使う数ページの短編ぐらい朝飯前なのですよ、この私にとっては!!!

はっはっはっ(^◇^)はっはっはっ


そんなワケで、まず私がチョチョイと書いたのが『サプライズプレゼント』という1ページの超みじかい脚本。


セリフも裏のないストレートな表現ばかりなので、沸き起こった気持ちを素直に表現すればちゃんと役柄を演じられるように作ってます。

とは言え、渡したばかりの頃は全員がセリフを覚えるのにも苦しんでました・・・・・。

あれからどのくらい成長したのか、こんどのレッスンでやってもらおうかなぁ。


2015年7月13日月曜日

学ぶというコト、教えるというコト

人が新しい世界に飛び込もうとすれば、そこには必ず「それまで知らなかったコト」や「考えもしなかったコト」が次から次へと出てくる。
新たな知識や課題にワクワクしたり、それを知るコトで自分が着実に成長できているという実感も生まれる。
聞くことや見るものすべてが新鮮で、それを身に着けさえすれば『自分は一人前になれるんだ』という希望に包まれる。

でも、そんなのは始めのうちだけ。。。

次々と繰り出される「知らないコト」「できないコト」に次第に疲れ、出された課題をクリアできない自分の実力を知り、おまけにそれを指摘してくる先生や先輩たちにもうんざりしてくる。

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なぜ私がこんなコトを書くかというと、2週間前の演技レッスンで稽古場の空気にふと違和感を感じたから。
以前は改善点をアドバイスされても前向きに受け止めていた生徒たちから、この日はなぜか覇気や熱意を感じない。

私が「レッスン前にテンションを上げてきてね」とか「自分の不安を稽古場にもちこまないように」と注意すると、みんななんとか即席の元気を爆発させ空気を明るくしようと頑張っていた。
どうやら自分たちの沈んだ空気に、全員がまったく気づいてなかった様子。。。

レッスン後、一人に理由を聞くと「自分が成長してる手ごたえがないんです」・・・・とのコト。


・・・・・・・・・・そっか。
それは指導する先生の・・・・・・・・・ってか、私のせいだわ(汗)


だって、ちゃんと成長してるし。
数か月前には全くできてなかったコトが、今では軽々とできるようになってるし。

私は生徒それぞれが課題をクリアすると、次にはさらにレベルアップした課題を与えている。
そして、そのこと自体が私から生徒みんなへの「あなたは成長してるんだよ♪」というメッセージだと思っていた。

だが、どうやらそう思っていたのは私だけで、生徒たちには全く伝わってなかったみたい・・・・・。
ってか、冷静に考えると伝わるワケないよね。。。

・・・・・・自分の怠慢を深く反省。
今後は、課題をクリアするたびにちゃんと言ってあげようと思います。

生徒だけじゃなくて、先生も日々勉強ってことです。。。



2015年7月6日月曜日

7月4日/演技,殺陣レッスン

【授業内容】

◆演技/16:00~18:00
 ライトジョグ,筋トレ,体幹トレーニング
 ストップ&スパーク
 外郎売(ダッシュ,三角形)
 呼吸法,発声,滑舌
 課題:リズム動作

◆殺陣/19:00~21:00
 準備運動,ステップ,筋トレ
 すり足(11種)
 素振り各種
 組太刀(対木刀,対人)

※音が出ます。音量に注意!!!


この日の演技レッスンは、おもにリズム動作を練習。

演じる役者の演技に合わせて音楽をはめこめる「映像作品」とは違い、舞台では流れてくる音楽に役者がセリフの尺や動きを合わせなければなりません。
これが簡単なようで、慣れるまでは結構むずかしかったりするんです。

今回はセリフではなく、まずは音楽に合わせて普通に歩くところから開始。
ただリズムを感じて歩くだけなのに、なぜか合わずに苦戦している人もいました(^―^;)

ですが慣れとはスゴいもので、最後には全員がリズムに乗った動きをしながら、指定した場所に集合するという荒業もやってのける成長ぶり。

来年3月の研究公演と卒業公演に、一筋の光が見えた気がする♪