2016年1月25日月曜日

芝居作り・その1

今年に入り、ようやく3月の研究・卒業公演に向けての動きが活発化してきました!

まずは、受講生たちと一緒に日暮里に着物探し。
リサイクルきもの屋さんに1000円程度で色鮮やかな着物が並んでいるので、その中からそれぞれの役柄と合う着物を物色。
要は、その着物をベースにオリジナリティのある衣裳を作り上げていくワケです♪

演技を習いにきたのに、なんで衣裳づくり?

そう考える人もいるかもしれません。

実際の舞台づくりの現場でも、もちろん責任者としての「衣裳担当」のスタッフは存在します。
ですが、出演者全員が使うモノをたった一人の責任者が作成・準備し、管理し、メンテナンスするなんて実質不可能・・・・・。

そこで多くの舞台役者は、自分で使うモノを自分で準備したり、管理するコトになります。

演技だけでなく「舞台作りに関わるうえで必要なコト」を身に着けるという意味では、この衣裳作りはとても勉強になるんです。

さて、衣裳とともに重要なのが「小道具」の準備。

とくに殺陣のある芝居に絶対必要となるのが――そう、カタナです。。。

そこで先週土曜、みんなで浅草に刀を探しに行きました♪

どれにしようかなぁ・・・・・。
一言で刀と言っても種類や色など様々なモノがあるので、みんなかなり悩んでます(笑)

普段の生活をしていて、自分用の刀を探すなんてシチュエーション自体が特殊なので、みんな変なテンションでした。。。

柄(つか)糸や下げ緒の色を役柄に合わせて変えたり、金具を金に変えたりして色々とカスタマイズできるのも刀選びの醍醐味。

でも、あと2か月後にはコレを舞台上で振り回してるんですよね・・・・・みんな。

壊さないように気を付けてね(汗)